アメリカ車(-しゃ)とは、主にアメリカ合衆国の自動車メーカーが生産する自動車のことを指すが、ヨーロッパ産フォード車やGM大宇が製造するシボレー車は指さないことが多い。一般的にはアメ車と呼ばれる。
ゼネラルモーターズ(GM)、フォード・モーター、ダイムラー・クライスラー(クライスラー部門)の大手3社を総称してビッグスリーと呼び、これらがアメリカの自動車産業をリードしている。
長年にわたって世界の自動車産業界の中心的存在として君臨し、自動車の普及や発展に大きく寄与した。しかし、近年では原油価格高騰や日本車の躍進などに押されてアメリカ国内でもシェアを落としてきており、ビッグスリーは軒並み経営不振に陥っている。低燃費化や小型車の開発で巻き返しを図っているものの、まだ大した成果は出ていない。
排気量やボディサイズが欧州車や日本車などと比べて大きなものが多い。特に、戦後1950〜1960年代のアメリカ車は、現在よりももっと大きく(車体幅2メートル強、車体長6メートル程度、OHV・V8エンジンで排気量6000〜8000cc程度)派手なデザインをした車が主流であった(日本人には、アメ車というと、当時の輸入映画(テレビドラマ含む)にも多く登場した、この時代のイメージが強い)。その後、オイルショックを経てダウンサイジングが進み、最大でも日本のハイエンドクラスと同程度まで縮小された(もちろん、大型車種も有り。GMで言うならば、フリートウッドブロアム、ロードマスター、カプリス)。しかし燃費は車種によるが、同排気量、同等の車両重量の欧州車や日本車に比べると良好なものが少なくない。これは米国政府が1970年代の石油危機をきっかけに、メーカー別燃費基準「CAFE」を行っているからといわれている。だが、日本での実燃費を同年式カプリス(5700cc)とメルセデスベンツS500(V8 5000cc)を比較すると、カプリスの方が燃料消費量は多い。(但、カプリスはレギュラーガソリン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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